承認欲求が強すぎると、頭を使わなくなる?

「誰かに認められたい!」や「誰かに褒められたい!」といった承認欲求。誰もが持っているものだと思います。そして、誰もが誰かに認められたり、褒められたら嬉しいと感じます。

 

こうした承認欲求ですが、承認欲求が強すぎるのはもしかしたら問題かもしれません。なぜなら、承認欲求を意識し過ぎると、頭を使わなくなるからです。

具体的に見ていきましょう。

 

承認欲求を満たす一番簡単な方法は、承認欲求を以前満たした方法を再現することです。つまり、誰かに認められたり、褒められたりした状況をもう一度繰り返せば、認められ、また褒められ、承認欲求は満たされます。

それに慣れてしまうと、何も考えることなく、以前と同じことを繰り返し続けることになります。だって、そうするだけで、承認欲求が満たされるのですから、こんなに簡単なことはありませんよね。

 

でも、その状況も長くは続きません。同じことを再現し続けても、いつかはそれだけでは誰かに認められたり、褒められたりすることは無くなります。そして初めて気が付くのです、自分は頭を使わずにいたのだと…

 

そうなってしまうことが、不幸かというと、そうではないと思います。

ただ、承認欲求だけを満たすために行動すると、頭を使わなくなる危険性があることだけは、意識し続けたほうが良いかなあと思います。

 

承認欲求、中毒性の強い危険なものなのかもしれませんね。