本には2種類ある。すぐに役立つものと、いつか役立つもの。

 

本って何のために読むのでしょうか?

もちろん人それぞれだと思います。自分に足りない知識を補うために読む、趣味として読む、課題として読む、などなど。

 

その中でも今回は、「すぐに役立つ」と「いつか役立つ」という2軸から考えていきたいと思います。

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「すぐに役立つ」とは?

自分に足りないものを本を読むことで補うイメージです。勉強していてここがよくわからない、仕事の中でどうしてもここが乗り越えられない、などなど必要にかられて読む場合も多いと思います。

こうした場合、目標を持った上で本を読んでいるので、読んだ内容や、読むことによって得られた知識はすぐにあなたの生活に役立つものでしょう。

ただもしかしたら忘れやすいものかもしれません。というのも、ある目標のために読んでいるため、その目標を達成したら、本で読み身に付けた役立つ内容はもう必要なくなる可能性があるからです。

 

とはいえ、本からの吸収速度が早いこと間違いなしです!

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「いつか役立つ」とは?

これはもしかしたらイメージしづらいかもしれません。本で読んだ内容が、その時すぐではなく、1年後、2年後さらには10年後などのふとした意識しないタイミングで役立つことです。

そもそも、「いつか役立つために本を読むとかあり得ない、必要性があるから本を読むんだ」と考える方もいると思います。というか、そうした人のほうが多数派かもしれませんね。

一方で、「本を読むこと」自体を目的として本を読む人もいます。こうした場合、何かの知識を得るためだけでなく、そもそも本を読むことを目的としているので、いますぐ何かに役立つ知識を身に付けられるわけではありません。

しかし、そこで読んだ内容をふと思い出し、将来的に役立つことがあるのです。ある本を読んだ際に、その時は何も共感するところが無かったとしても、数年後にそこで読んだ内容が読んだ人を助ける、そんなこともあります。

 

もしかしたら、無意識の中で本の内容を理解し、長期的に記憶しているので、この「いつか役立つ」知識とは教養のことを指すのかもしれませんね。

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いかがでしたか?

実感を持てない人にはなかなか抽象的な話だったかなと思います。本を読んだことで、その内容が「いつか役立つ」という経験をする人が増えたら良いなと思い、今後も本の紹介などを続けていきますので、ご期待ください!